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お線香の原型は、細い竹ヒゴに香料をつけた竹芯香(ちくしんこう)であるとされています。今日、私達が親しんでいるお線香、香料を練って細い棒にしたお線香は、江戸時代の初期から中期頃にかけて、中国よりその製法が伝わりました。
それまでのお香(香木、焼香、練香など)が、別に火種(炭)を用意する必要があったのに対し、お線香は香料と火種が一体となっており、先端に火を点けるだけで香りを得られます。お線香は、その使いやすさで広く普及し、現在に至っています。
お線香は、沈香、白檀などの香木や、さまざまな漢薬(丁子、桂皮、龍脳、甘松など)の粉末に、つなぎとなる粘着力をもったタブノキ(クスノキ科の樹木)の樹皮の粉末、その他の材料を混ぜて作ります。原料を練りあげたものを押し出し機にかけて成形し、製品ごとの寸法に切り分けて乾燥させます。原料の内容、配合の比率が、製品によって異なり、それが各お線香の香りの特性を作り出しているのです。
お線香の香りには、伝統的な香木・漢薬香料の香りのほか、これに人工香料を加えたもの、また香水の香りの線香などがございますが、香雲堂では、天然香木、漢薬の香りを生かした線香を特に厳選して取り揃えております。国内の老舗香舗が製造する名香、自然の香料が醸し出す優雅、幽玄な香りのお線香をお届けいたします。








