
匂い袋の歴史は古く、正倉院の宝物のなかには、今日の匂い袋の原型である「裛衣香(えびこう)」が残されています。匂い袋は、常温で香る香原料を刻み、調合して袋に詰めたもの。袋を身につけて、また衣装箪笥に入れて移り香を楽しみます。また、壁や柱に吊るして楽しむ匂い袋は、掛香(かけこう)と呼ばれ、禅僧の座傍にも用いられます。白壇や龍脳、丁子などの天然香料には防虫効果があり、これらが配合された匂い袋は、御法衣、衣類などの虫除けとしても使うことができます。
香雲堂の匂い袋は、きりりと身が引き締まるような爽やかな香り。艶やかな金襴巾着の「君ヶ袖(きみがそで)」。これと同じ香りで、携帯に便利な「匂い袋・千代紙(ちよがみ)」、箪笥用の「薫衣香(くのえこう)」をご用意しております。お召し物に、お部屋の香りに、爽やかな香雲堂の香りを揃えてお楽しみください。また、掛け軸、美術品、季節の飾り物等の収納時に一緒に収めていただけると宜しいかと存じます。






