たち切れ線香
2008年10月15日水曜日 09:01


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でちょっとふれた落語『たち切れ線香』。
芸者さんと若旦那の恋の行方を描いた、ちょっと切ないお噺です。
小糸という芸者さんと恋仲になった若旦那。小糸のもとに通いつめて散財してしまい、
親族から100日間、蔵住まいを課せされることなってしまった。
若旦那を想う小糸は恋文を出すが、番頭は若旦那に恋文を渡さない。
とうとう小糸は若旦那に嫌われたと思い、病を患って死んでしまった。
100日後、蔵から出て小糸にの死を知った若旦那。
小糸の死を悔やみ、仏壇に線香を供えると、小糸の三味線がひとりでの鳴り出して・・・・・
この落語の“落ち”は、芸者さんと遊ぶ時間を線香で計った、
ということを知らなくては、さっぱり分かりません。
芸者であるために恋仲を引き裂かれた小糸は、あの世に行っても芸者であった・・・
この“落ち”は、芸に生きる芸者さんの意地をみせつけているようにも感じます。
また、何よりも自分を大切にしてくれなかった若旦那に対する恨みを、
小糸らしく、可愛らしく表しているように思いました。
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