クレオパトラの葡萄
2008年11月17日月曜日 01:55

山梨県での仕事中に葡萄園へ立ち寄りました。
この葡萄園では40種類もの葡萄を栽培しており、
時期によって、様々な味、香りの葡萄が楽しめるそうです。
この日、私が「収穫」したのは、『甲州(こうしゅう)』『ウインク』『甲斐路(かいじ)』の3種類。
獲りたてを葡萄棚の下のテーブルですぐにいただきました。
3種類、味も香りも、皮と実の食感もまったく違って、それぞれ美味しい。
改めて葡萄の個性の幅広さに驚きました。

葡萄園のご主人から、クレオパトラが好んだとされる葡萄のお話を伺いました。
『マスカット・オブ・アレクサンドリア』。
アレクサンドリアは、エジプトの都市名。
そして、マスカットとは、マスク(ムスク)キャット−麝香猫(ジャコウネコ)の意味。
二千年以上の歴史を持つ古い品種で、その気品ある強い香りが、エジプトの女王クレオパトラを魅了したとされる葡萄です。
麝香(じゃこう)は、麝香鹿(ジャコウジカ)の腹部にある香嚢から得られる香料で、ムスクとも呼ばれます。
ジャコウジカから得られる麝香以外にも、麝香のような香り、麝香のような香りを作る生物にも、麝香あるいはムスクの名が付けられることがあります。
霊猫香(れいびょうこう シベット)を作る麝香猫(じゃこうねこ)もその一つです。
また、マスク(ムスク)メロンのように、良い強い香りを持つ物にも、麝香あるいはムスクの名を冠することがあります。
残念ながら、『アレクサンドリア』のシーズンは既に終了。
次回はぜひ、この葡萄園で、クレオパトラの葡萄『アレクサンドリア』を味わってみたいと思いました。
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